[自分から生まれた、云わば分身のような物だ。危害を与えられる事はない。だが、間近にいる自分に一切攻撃が向かないのでは、疑ってくださいと言う様なモノ――](……おいで)[花に合図を送り、自分の方へ向かわせた。枝葉を切り落としながら、寸での所で交わす振りをして――『兄』や『仲間』と共に、食人花を殲滅する。――最後に残った、フレデリカの命を吸った種を、手の中に納めて]