人狼物語−薔薇の下国

489 グラムワーグ・サーガ4


天の子 マレンマ

[天の光を浴びて、天の子は両手を高く高く差し伸べる。
光を求めて伸ばされた手は、そのまま祈りの形となり、
地に跪いて、あたたかなひかりを呼び求める祈りを口にした。

信仰深き人々はそれに倣い、首を深く垂れて祈りを唱える。
それほどでもない者達も、翼舞う荘厳なる景色に目を奪われていた。


  人々の意識が向かわぬ地の面から、
  清らかにして力強い意思が届く。

 息を吞み、吐いて、声のある方へと顔を向けた。]

(100) 2017/11/03(Fri) 23:10:20

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