>>87
狭くなった?
経験を積み、天使長にまでなったシルキー…様が?
[意図を汲めず、瞬きをしてシルキーの表情を不思議そうに伺う。]
…あ、お引止めしてしまい申し訳ございません。
資料は…万が一、足りないものがありましたらお申し付け下さい。
私の手の空いている時であれば、いつでもお持ちいたします。
そうですね。懐かしくてつい…
意識が、あの頃に戻りそうになってしまう。
[最後の部分は、聞こえるか聞こえないかの小さな小声。
丁寧に礼を返し、資料室の扉を開ける為に入り口までついていく。
金の髪が歩き去るのを確認し、再び書物を積んだ窓際の席まで*戻っていった。*]