[げほげほと一頻り咳き込んで、やっと飴玉が口内に戻ってきた。驚いた。いくら軍艦に乗っていれば死は避けられないとはいえ、こんな間抜けな死に方はごめんだ]
し、つれい、しました…っ、げほ…
すいません。えーと…
[慌てて顔を上げると>>88>>91
目の前の二人が驚いた顔で揃ってこちらをみている。それはそうだろう、話しかけて突然咳き込みだしたのだから。
慌てて目の端に浮かんだ涙を指で拭い、もう一度咳をして喉を整える]
えーと。
[改めて話そうとして。やっぱりリヒャルトの名前が出てこない。中佐の呼びかけに反応したのだから、二人とも階級は中佐なのだろう]
えー…と。参謀?
[幾分。というか、かなり間抜けな呼びかけになった]