[坂を速足で登る。見えてくるのは小さな教会と青い空、丘の向こうは海が広がる。その手前、小さな墓所に蹲る姿>>84がある。見覚えのあるその背、春風色の髪を揺らす姿に、] …──── ローレル![迷わず呼びかける。真っ先に”獲物”を見つけた白鷹が、誇らしげに空で羽搏いた。]