[もうひとつ響くのは、落ち着いた声>>84瞬槍と呼ばれたその人の、鋭くて強い視線。溜息つくようなその声が、別のいろを纏う。>>85] ……ああ。[そうだ。みんなで一緒に、だ。帰らなくちゃと思えば、少し体が軽くなった。]