人狼物語−薔薇の下国

532 天命昇華


菫青石の神魔 カサンドラ

― 湖畔・社前 ―

 なに、わちきはわちきの『務め』を果たしただけさね。

[一礼と、礼の言葉と。
それにさらり、と返してから、離れていく二人を見送って]

 さて、それじゃあ……。

[また宝珠を眠らせるか、と。
そんな事を思った矢先、橋を渡ってやって来る者たちがあった]

 ……許可?

[求められたものに、神魔は緩く首を傾ぐ。
続いた言葉に、求める所は知れて。
それに、神魔はふ、とひとつ息を吐いた]

(99) 2020/03/01(Sun) 21:10:08 (tukineko)

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