― 『世界軸』中層・儀式の間 ―[帰還の後、始まった神子とキアラのやり取り。キアラの深い事情は知らぬ身、口は出せないな、と思いつつ、やり取りを見守った。途中、神子が告げた言葉、その中にちょっと思う所が浮かばなくもなかったけれど、それは脇においといて]……真っ直ぐだなあ……。[ふ、と零れたのはこんな呟き、ひとつ]