人狼物語−薔薇の下国

469 グラムワーグ・サーガ3 〜反撃の嚆矢〜


亡国の将軍 ヨセフ

― 防衛戦 ―

[魔軍が動き出したのは砦に到着してから丸一日以上経過した後。
斥候隊が魔軍の動きを察知したのは、日暮の最中のことだった]

この様子だと、到達するのは闇に包まれてから、か。

[魔の時間が再びやってくる]

篝火を焚け。

[月明かり、星明かりでは足りぬ分を松明で補う。
砦の外や城壁の上に煌々とした灯りが灯った。
その中で兵達は各自の配置に付く。
城壁に備えられたバリスタやクロスボウも、直ぐに使える状態に。
砦の中腹に並ぶ小窓には弓兵が配置され、その時を待っていた*]

(99) 2017/02/04(Sat) 00:49:16

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