[頬を叩いていた手は伸びて来た手に止められた>>76
顔を上げると凍りつくのも構わず涙を零すレジーナの姿>>77]
あ、ああ……。
私とした事が……。
[レジーナの涙に言葉少なく頷いて。
祈る様に目を伏せた後、凍ったパメラの髪を撫でた]
レジーナ、すまないが部屋を借りるぞ。
[随分人は集まっていただろう。
彼らの顔を1人1人確認しながら、パメラの身体を抱き上げて
レジーナが示した部屋へと運ぶ]
シーツと毛布、汚すぞ。
[そう断って、凍った身体をシーツと毛布で包み、
固まった手に杖を無理矢理握らせる]