し、しん…?しん…ぱん…しゃ…あっ。審判者か。[ラベルの文字に対して眉間に皺を寄せて睨みつけていたが、読めてどこか嬉しそうな表情を浮かべる。口に含んだ味はなんとも言えなくて、視界が一瞬、くらりと揺れる。酒に弱いのは下戸だっけ、とぼんやりとした頭で考える。]