─パン屋─
[自分がかけた言葉にオットーからの反応があってもなくても、女はマイペースに楚々とした仕種で荷物運びをこなし、目的地のパン屋へと辿り着く。
>>80の言葉には、ただ黙って耳を傾けていた。
女には、こんな風にのどかに同じ時間を過ごせる相手なんていない。わずかな憧れも、既に諦めがついている。
だからこそ、自分は笑っていられるのだろう]
どういたしまして、ですよ。
んー、どうでしょうね。さっきも話した通り、私が特別…というより特異点なんだと思いますよ。
[>>78のカタリナの疑問符には冗談めかした言葉で笑い、そうしてシフォンケーキのご相伴の誘いには頷きを返した]
あ、私はカフェオレでお願いしますね。
[>>81、席へと案内してくれたオットーにはそんな注文をして、椅子へと腰掛けた]