そうか。では俺は行ってくる。[短く相手の言葉に答えると軽く着替え等をまとめ、手にした。部屋を出ると、部屋のなかでみた案内を脳裏に浮かべながら虹色に輝くという温泉へ向かう。館内の地図を頭にいれておいたお陰で、件の風呂にはすぐに着いた。脱衣所で衣服を全て脱いでしまえば、湯殿へと続く扉をガラリとあけ。まっすぐに洗い場へと向かうのだった。]