― 卒業パーティ ― ディーク先輩。 ――…ご卒業おめでとうございます。[ゆったりと口にし、軽く頭を下げる。射撃場で、隣で話すときはテンションが高いくせに、整備や、他の授業で会う時は基本的にダウナーな自分である。ディークがそれをどう思っているのかは知らない] プレゼントってほどのものでもないですが。 卒業のお祝いです。[差し出したのは、綺麗にラッピングしたクッキー。人型のココアクッキーに、ハートとうさぎのトッピングである。描いている時に、ついつい笑ってしまった]