ったく。最期だからって、格好つけんなよ、 阿呆。おまえのそういうところ、嫌いじゃねェけどさ。[涙を零さぬように。いつもの軽口に、哀しみを閉じ込め蓋をする] ありがとう。 …俺の大事な友。 おまえと共に過ごせて、ほんとうに…幸せだった。[痛みは、決して消えはしないだろう。それでも――…痛みを糧に、自分は前に進むと。もう決めた**]