― 月の舞台 出立前 ―
[結婚式の衣装のまま出立というわけにはいかないのはわかっている。
雷華を染め上げること、そして儀式を終えるまでの衣装という認識という意味もあり、この場においてはその役割を負えれば雷華が着替える>>88ことに特に問題はない]
うーむ、雷華の綺麗な脚が見えるほうが…いや、だが見せすぎるのもな。
[首元の襟とかは譲られなかったなか、スリットの深さなどについていったり、結局七分丈のズボンもそこから着るなど、我儘を言っていいからと、早速我儘をいっていた。
戦いをするときに見せた羽衣や手になじむ扇へと変じさせながらも、自分の色合いもそこに含めるのに素直に喜んでいたりした]
綺麗だ。雷華
[短くも惜しみない感想を口にして、手を取りエスコートをして、此度の競争者たちに、別れを告げにいく]