― 魔王城跡地 ―[かくて帰還した先は、屋根を失い廃墟と化した地>>90。 それでも辛うじて形残す玉座の傍らに、先に四肢を着け身を低くしたタイガの背より降り立った] 大義であったな。[喉揺らすタイガへ声を掛ければ、返されるのははきとした言葉>>91]