隊を分散する以上、どうしても人手が足りなくてな。 斥候隊も、帝国側の橋を固めるのに手を貸しては貰えないだろうか。 何かあれば本隊に報告して貰えば、こちらの兵を差し向けるが。 判断が可能な者を、誰か置いておきたい。 あとは、橋を挟んでの攻防となると、射撃の得意な者をと思ってな。[そう言って、軽く表情を綻ばせた。]