[第三隊3ある巡洋艦の一つ、ヘイゼルには、主砲2、副砲4が積まれており、巡洋艦としては小型と中型の合間で攻守に優れた造りになっていた。悪く言えば特化した物がないとも言えるが、順応に対応のできる艦の凡庸性は高い。その巡洋艦《ヘイゼル》の壁にした側二砲、ならびに主砲が叫び巡洋艦へと襲い掛かる。距離が縮まれば向こうからの砲撃も浴びやすく、被弾報告が次々と上がってくる。各々の対応を命じながらも、視線は敵艦から離さない。敵に動きがあれば、こちらもそれに応じられるよう、そのタイミングを逃さぬようにと。>>1:762視界の極端に水雷母艇《アストラ》を捉えるが、挟撃するには速度が足りないかと見て数泊後、>>1:737帝国水雷艇が敵艦に当たったのだろう、轟音が響き追撃を命じた所で、複葉機の影に気づいた。]