・・・せりゃっ![石の手甲を振るうのだ。腕力だけなら、人並み以上にあるだろう。その強肩で投げられた石は、鳴蛇を仕留めるまでは行かなくても地面に落とすには十分で。飛んでいるから厄介なのであって、地面に落とせば動きも鈍るだろう。そんな事を思いながら、石を作っては投げを繰り返していた。]