― 五年前・帝都震撼 ―[口を閉ざした炎の剣鬼が、今度はいきなり笑い出した。>>74なにかおかしな事を言ったかな、とひねった首が切れなかったのは、相手の剣が下がったおかげだ。相手の言葉に耳を傾け、笑みを浮かべる。事が成った、と確信した笑み。] もう勘弁してって泣くくらい使い倒すよ。[にこやかに請け負って、彼と並び立つ。]