人狼物語−薔薇の下国

453 姫と聖地を守り抜け!


何でも屋 イェンス

― 西門付近 ―

[呼びかけに返る声はなく。
もう一度、呼びかけようとするより先に黒い霧は薄れ]

 なにっ……!?

[後に残るのは、主を失い戸惑う葦毛の馬一頭。>>89
とっさに周囲を見回すものの、騎士の姿はなく]

 てめぇ、一体、何しやがった!

[とっさに視線を向けるのは妖術師の方。
鋭い視線と声を、妖術師は嫌らしい笑みで受け止めた]

 「愚か者に相応しい役割を与えてやったまでよ」

 ……は、どの口が言いやがる。

[余裕綽々と言った風の妖術師に向けて吐き捨てつつ、落ち着きをかいた葦毛の首筋を叩いて落ち着かせる。
これからどうするか、と思案を巡らせていると、門の方へ向けて目立つ物が運ばれて行った]

(98) 2016/11/03(Thu) 22:23:09

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