[目の前のキラキラ大学生……否、酔っ払いは「ウケる!」とケラケラ笑い、人に向かって指をさす。普段の私なら、礼儀のなっていない学生に対して眉を顰めて無視を決めかねないレベルだったけれど、ここは、研究所ではない。お互いが恋天使、という貴重な場では「無礼講」なのかもしれない。]
幸せな将来……かあ。
わかんないな。
そう、なのかな。
[『恋愛をしてみたい』と確かに思ったこと>>65、それに対して『オレもまだ分からない』と返した男の言葉>>68。少し前の会話を思い出して、可笑しくなる。ああ、私も、分かんないや。
丁度もう一人の男性も会釈してくれたので>>95、自分もそれに応え、慣れないビールに口を付ける。苦い。おいしくない。顔を顰める*]