人狼物語−薔薇の下国

497 堕天の服従試験


従属の天使 エレオノーレ

[ 『エレオノーレ』と呼びかけ、近づいてきた気配>>75
 それが誰のものかなど、視線を向けなくても理解できる。

 けれど、どう反応すれば良いのだろう
 懐かしいと微笑めば良いのか、それとも敵だと剣を向ければ良いのか。

 相応しい言葉すら見つけられない自分は
 糸のような視線を一瞬そちらに向けた後、また村へと戻そうとして]
 
 ………―――

[ 視線を捕らえたのは、全てを染めるような黒
 夜を思わせる射干玉色の翼。
 
 わからないわけがない。覚えている。
 それは目の前の相手に限ったことではなく
      救いを求めるような視線を投げかけた
        あの子のことも、覚えているけれど]

(98) 2018/03/19(Mon) 15:57:35

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