― 茶会の間 ―[増えた気配>>92と豊かな匂い。若い吸血鬼の膝の上から滑り降りれば、鎖が鳴った] ワタシは、食べラレるのも好き——だっタ、かなァ?[小さな白い兎は、極彩色のヒトの姿へ変じる。賑やかな上着を翻えして、じゃらり。鼻を動かす] 良い匂イ! ちょーだい、な☆[じゃらじゃら鎖を鳴らしながらテーブルへ身を乗り出し] えート、…あれ、なンか知ってる?誰だっケ?[扉の方を向いていた仕草の少女へ、首を傾けた]