人狼物語−薔薇の下国

320 四月の嘘は君の魔法


副官 ウェルシュ

[桜の花弁が、大きな嵐をつくり
カサンドラの黄金色の髪を凪いだその時。

その奥に佇む、薄桃色の髪の少女の驚きに
小さく微笑みを、送った]

マリエッタちゃん、こんにちは。

逢えて嬉しいよ。

[愉悦に双眸を細めた男の背には、カサンドラと同じ透明な羽根が。
更に、傍らに抱いたレトの背からは蝙蝠羽が虚空を満たしていて。

悪戯にレトの首筋へ爪を立て、滴る鮮血を舌腹で舐め取り
美酒を味わい、新たな同胞となるであろう彼女の訪れを勝手に祝っていた]

(97) 2015/04/08(Wed) 03:45:38 (presage)

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