置き土産をもらった。[首輪の宝石を撫でながら、指先に微かに感じる小さな傷を確かめる]まずは帰ろう、お互いぼろぼろだ。治療を受けたら話したいこともある。今は……、さすがに少し休みたい…、疲れたよ。[誇り高く決して人前では見せることのない弱みをみせながら、そこが今一番安心できる場所だと示すかのように腕のなかに身を預けて*寄せる*]これからもよろしく、ボクの大切な愛しい人《コンラート》。