[兄について語った時の彼と、
兄の死について語る時の彼の様子の乖離に
違和感を感じつつも>>4:172>>3:291.
その時はローの説明>>3:246に一先ずは頷いて。]
……ええ、分かっている。
分かっているわ……。
人狼になった人間の心を守るためには、
殺さなければ、助けられないって……
[ソールの時によくわかっていることではあったが、
改めてローの口から言われると、>>4:173.
心臓を鋭い爪先で抉られる様な、哀しみと喪失の痛みを感じて。
握りしめた手>>3:292に、心配そうな視線を感じれば、
大丈夫よ、と首を横に振った。
兄の死を語る時と同様、淡々としたような口調に
微かな懸念を感じながらも。]