人狼物語−薔薇の下国

252 グラムワーグ・サーガ2


死せる忠臣 クレステッド

― 王都防衛線 ―

……さあ、どこからでも来い!

[武者震いと共に宣言する彼の周囲。
王都全体を囲うように配置される、大量の歩兵。
コボルドとゴブリンといった雑兵の中に、武装したオークの部隊が混じっている。
心なしか、いつもよりも士気が高いようにも見受けられる。亜人なりに今回の戦こそが真の決戦であることを理解しているのか。はたまた、豪奢な食事>>36に心からの満足を得ただけなのか、それは誰にも解らないが。

防衛の厚さとしては、南側により厚く配備している。海側は大海蛇サーペントに任せる格好である。

王都周辺に幾つか建てられている見張り台には元ヴェルザンディ配下のダークエルフの射手を隊長に据えた弓隊と、魔法部隊が配置されている。
魔法部隊の配置目的は、遠見、攻撃や防御魔法の行使、連絡の伝達と多岐に渡る。

また、王城の城壁にも同様に弓隊と魔法部隊が配置されている。もっとも、こちらは寡兵。念のための配置であり、王都への侵入前に食い止めようとする向きが見て取れた。]

(97) 2014/09/23(Tue) 06:56:30

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