― 回想:5年前・ベルサリス学館 ―[早々にペアが作られていく中――組む相手が見つからずに、どうしようかと困った顔をして視線を揺らがせていたところに、こつん。とぶつかる視線>>1]……。下手、だと思います。私。[一応、事前に自己申告。何せ初めての実技実習である。碌な巻き方が出来そうにない予感はしていた…]でも―――― あの。…お願い、します。[やってみなければ勉強にはならない。だから誘いに甘えて、有難く組ませてもらうことにした]