[ひと眠りすれば夕刻、日が沈んでしまえばもうすっかり活動時間。ぐずることなくひょこりと、蛹…もとい毛布から羽化して顔を出した。欠伸を噛み殺しながら、声の主を探して右に左にきょろきょろして、見付けたゲルトにへらり、笑って返し] おはよ。 …あれ、もしかして邪魔だったかな。 貯蔵庫に用事?晩ご飯の支度かな? よし、僕も手伝おうか。