[もぐもぐとゆっくりクッキーを食べる相手>>81をじっと見つめ、
(ああ、不味くはなかったんやな、とちょっと安心して)
それから、彼の行く先に驚く。]
え、そっち? …うそやん、うそやん…。
[ささと歩いていく彼の隣を、小走りで行く。]
(このにーちゃん、俺がちっさい時に会うたかなぁ…?
あれ、でもそれにしちゃあんま変わらんよーな。気のせい?)
[ルートヴィヒは人懐っこく、しかし照れくさそうな笑みを相手に向けて]
俺はルートヴィヒ。えと…おおきにな。
あんたさん、お名前は?
[そう、尋ねてみる。]
[ふと、空を見上げる。ひやりと冷たい感触が耳に伝わって、あかん、雨や、とひとりごちた。**]