[彼は、自分が何をしに行ったのかを、知っていて。どうなる可能性があるかも、わかっていて。それでも、行けと言ってくれた。――……身勝手な自分の行為を。肯定してくれて、いたのだろう。(……ありがとう。悪夢は、もう見ない)(……でも、そこから目覚めて、お前と語り、笑いあう事もない) ……それを、淋しく思った]