人の子は、浄化の対象に非ず。粛清の対象に非ず。 我ら天にある者は、…──今少し、人を知る必要があるだろう。 彼らは天を目指すに資格なき者に非ず。 ……。いずれ対等に話が出来る日が、来るやも知れんな。[それは遠い未来かいつの日か。 人の子の翼が、更なる高みへと広がる頃に。 起こり得るかもしれない未来、そんな風に思い描いて。]