……もりしろ、せんせ。[すぐには信じられなくて呆然と立ち尽くしていたけども。 幾度も撫でる優しい手が、穏やかな微笑みが、あの守白だと少年に確信させる。]せんせ……ごめん、なさい。謝っても、どうにもなんないけど……でも……。[片手で口元を覆う。 もう中学生だし、泣くのだけは我慢しようとしたけども。 それでもやがて肩は震え、言葉は言葉に*ならない*]