― 『世界軸』中層・儀式の間 ―[紡いだ言葉に返された、嬉しい、という言葉と微笑。>>91それが、想う所が伝わった、という安堵をより深める。そうしてようやく呼ばれた名前と、他の『柱』たちへ呼びかける様子。>>92ああ、大丈夫だな、と。そんな風に思ったら、一気に気が抜けたのは否めなかった。気が抜ければ状態の維持は難しく──元より、この回帰は存在の維持に不可欠のもの。故に、幼子への変化は止められず]