人狼物語−薔薇の下国

144 クルースニク、襲来!


純血種 アプサラス

[ジークムントの唇が幾つも紡ぐ、美しくて優しい気遣い。
何処か慣れないのに、真摯な声が何度も自分を労わる]


 ……ジーク、あの……、

[困り果てたように騎士を窺い、言い差した言葉を飲み込んだ。
血を吸わせようとする息子とのやりとりを聞けば]


 ……あの、もしも気にされなければ、だけど。
 私の血でも、構わないと思うのだけど…?

[躊躇いがちに囁いたのは、何処となく気恥かしく。
彼なら断るだろうと思えど、何か差し出せるのならと]

(96) 2014/02/21(Fri) 01:55:08

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