[次々に出来上がる土山。金行を補佐するべく作られるそれには近付かぬよに蒼龍は動いた。術の行使等は抑えているとは言え、補佐のために作られた物を己の木気で崩すわけには行かない]これだけ数が居ると言うことは……それを束ねるものが居てもおかしくないね。[視線が向くのは辛うじて残されている淵。奇しくも朱雀がそちらを見る>>92と同時のことだった]引きずり出すには……危機を煽るが一番か。[詰まりは襲い来る鳴蛇の数を減らすこと。その時を迎えるにはあと一息と言ったところか]