人狼物語−薔薇の下国

252 グラムワーグ・サーガ2


語り継ぐ者 ローランド


 …彼は今、魔軍に属している。

[その一言を紡ぐのには少しばかり間が空いた。
男は王子の反応を見てから言葉を続ける]

 彼は、魔軍が自分のあるべき場所と言った。
 それ以外に理由は無い、と。

 …私の見た限りは、洗脳されているような感じもしなかった。
 貴方のことはしっかりと覚えていたし、
 貴方のことを話したら感情の揺れも見えた。
 洗脳されているとしたら、あのような反応はしないと思う。

 だから。
 彼は、彼の意思で魔軍に居る。

[己が見聞きしてきたこと、そこから推測されること。
それらを男は王子にゆっくりとした口調で、はっきりと聞き取れるように語った]

(96) 2014/09/16(Tue) 18:58:25

SWBBS V2.00 Beta 8++ あず/asbntby