――――――ッ!? [突然、彼女の体から生えた花の花弁弁は毒々しいほどに赤く、意思があるかのように枝葉が暴れていた] タチアナ! 離れて!![咄嗟にタチアナを突き飛ばし、短刀を構える。フレデリカを喪った今、『兄』はどう動くだろうか。ちらりとその様子を伺いながら]