人狼物語−薔薇の下国

381 四君子繚乱


聖蓮の花神 マレンマ

[やがて、産まれた池より動けぬはずの花の精は、その理を外れて、己が領域を彷徨い出た]

[理を外れた花精は、最早、花精では非ず、彷徨い辿り着いた、その先、氷華の冬の中でも力を保つ古き雷神の血族の地で、目にした生き物に手を伸ばし]

[その温もりは、千年の凍えを癒すもの。飢え餓えた魂は、その全てを取り込まんと欲し…薄紫の髪と瞳も濃紫に代わり、生気吸う魔へと、その身を変じかけていた]

(96) 2015/10/03(Sat) 19:21:21

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