[向けた疑問に返るのは頷きがふたつ] そっか、ありがと、しゅー兄。 天輪湖に星が落ちて……っていうと。 もしかして、あれかな、翠龍王様の天龍鎮めの話。 ……そんな頃からいたんだねぇ、しゅー兄ってば。[目の前の存在が王家と長い付き合いを保っている、というのは聞いてはいたが。こうやって話していて、改めてそれを実感していた。なお、付喪神あれそれについては、一部には伝わっているが、正史上はさらっと流すにとどめられている、というのは余談としておいて]