人狼物語−薔薇の下国

320 四月の嘘は君の魔法


画家 マリエッタ

[カサンドラが選択した未来に、自分の居場所はきっと無い。それは至極当然のことであり、純粋に彼女の幸せを願って傍にいただけで、何か特別な絆を望んでいたわけでもなかった。]

私って、いやな子だなぁ…

[自嘲気味に薄く笑う。カサンドラを支えたいと想い寄り添っていたつもりが、いつしか彼女の存在が自分の支えになっていて。]

おめでとう、良かったね。
おめでとう、良かった…ね…


…やっぱり…言えません…
…っひ…、…

…ひとりに…しないで…。

[抑えていた本心を口にした途端、大粒の涙がこぼれおちた。]

(95) 2015/04/08(Wed) 02:50:15 (波平)

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