― 世界樹・梢 ―[ミリアムの全力籠めた魔法が、『混沌の王』を燃え盛る火炎で包み。 渾身の一刀が、巨神を完全に沈黙させる][動かなくなった『混沌の王』。 その身は再び出現した渦に呑まれるようにして、ここではない何処かへ、消えた] た、倒した……。[手にしていた戦鎚が、役目を終えたとばかりに精霊石へ変わり。 巨神を押さえるべく成長した枝も、元の均整とれた世界樹の姿へ戻っていく] や――