人狼物語−薔薇の下国

483 翠龍幻霧 ─天霊遺跡封印行─


王国兵 トール

[呼びかけるユーリエの声に、視線一つだけを送る。>>91
直後に、光の粒が周囲を舞った。

精霊の知識もなく素養の欠片もない己には、なにが行われたかという理屈はわからない。
ただ、振るった刃が風切る音に、常ならぬ力を感じる。

助かる、とは告げなかった。
仲間であれば、助け合うのは自明の理。
その信に応えるには、結果を示せばいい。

応、の返事代わりに刃先を揺らし、巨獣を目指す。]

(95) 2017/08/08(Tue) 00:11:05

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