って、まぁた、ややこしい上に趣味のわりぃモンをっ……!
[毒棘のついた鞭を振るう巨躯の異形、それには、と息を吐き]
ま、あーゆーののお相手、経験ないわけじゃあないしねぇっ……!
[妖術を用いる者やその僕と対した回数、決して少なくはない。
ならば、それを生かすべき、と。
思考は自然、そちらへ向かう]
あのデカブツの相手は、無理にすんな!
抜かせねぇ事と、倒れねぇ事に集中しろ!
[妖術師へと向かう姿>>89は見えている。
ならば、自身はあちらへ対するべきか、と。
まだらの鞭を振り回す異形の方へと踏み出した。**]