― 草原の川に掛かる橋の上 ―[うまいこと、太刀が弾き飛ばせなかった。これが、寄生している目による干渉なのか。単に戦士として武器を手放さないものなのか。なんかどっちもありそうだ。弾き飛ばせば、ひとまず目を壊すことで詰みとしたかったんだが、ごろごろと転がっていく剣士>>82へと一歩ずつ近づく。] 降参か、まだやるか。選ばせてあげようか。[跳ね上がり態勢を整えた剣士へと告げる。声色は淡々とした響きであった。どうとでもなるとでもいうような―――そんな、挑発であった*]