人狼物語−薔薇の下国

389 ルー・ガルー戦記 8 〜海峡攻防戦〜


ウルケル海軍中尉 シロウ

-回想/傭兵部隊にて-

 おお、姉ちゃん分かってるな。
 
 ええと、ヴィクトリアだったな。ほら、飲め飲め。

[酔った仕草に、こっちも酒の入ったテンションで応える。
新しいグラスを手に押し付け、手身近にあった酒瓶から注ぐ。]

 ヴィクトリアもそういうタイプか、そうかそうか。
 それでいいんだよ、人間、適材適所。

 能力生かす方法なんて人それぞれだ。自分に合うやり方さえ見つかれば問題ない。
 人の上に立つのも、ある種の才能だからなぁ、これ。


[そこでふと視線が動いたのは、何か気配を感じたのか。
それとも、“人の上に立つ”と言う言葉で、この戦の指揮官を思い出したのか。

視線が捉えたのは、酒に酔い、上機嫌のタクマで。]

(95) 2015/11/03(Tue) 00:57:12

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