[力の制御がまだ出来ておらず、吹雪は船板や特別室の扉までも凍らせてしまい、
冷え切った花弁は木製の一本歯に踏まれ、割れてしまいました。
拾い上げた石を三つ、左胸の赤色に押し当てまして、残りは左の袖の中に。]
これでええんやな。
「ええ。そのいしは、まりょくだけでなくたいりょくやきずも回復できますし、まほうに慣れるといういみでも、ディアボロスを倒してそんはありません。
だいいちのしれんは、あのドールよりもずっと強いディアボロスのとうばつですけども。」
強いっちゅーことは、それ倒したら
「また強いまほうをひとつ、得られるでしょう。
そしたら、あなたじしんも強くなるでしょうね。」