[珈琲を入れたら、談話室に戻り。 なにげに置かれた議事録に手を伸ばす。][カップの中の黒に、ペーターの事を思い出しながら一口すすり、ぱら、とページをめくって……。] ……![明確な血の臭い、飛び込んできた朱い文字。 がたり、椅子を倒しながら談話室を飛び出し、ヴァルターの部屋へと。]